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2026/01/16 07:44

※本記事の背景として、農業の現状を報じた下記記事を参照しています。
神戸新聞NEXT
「農家、5年で25%減、過去最大 肥料高騰や猛暑背景」(2025年11月)
https://www.kobe-np.co.jp/news/paper/morning/202511/0019758992.shtml

◆ はじめに

農林水産省が発表した最新の「農林業センサス」。
その数字は、日本の農業がこれまでにないスピードで縮小している現実を示しています。

  • 基幹的農業従事者:5年で25.1%減(102万1千人)

  • 平均年齢:67.6歳

  • 65歳以上が 69.5%

  • 兵庫県も 20.2%減

農家がこれほど急激に減ったのは、1985年以降で過去最大。
燃料・肥料の高騰、猛暑、収益悪化などを背景に、
高齢農家を中心に離農・廃業が加速しています。

この状況は、ニュースのどこか遠くの話ではありません。
「地域の暮らし」と「日本の食」が確実に危うくなっていく現実 です。


◆ 農家が減ると、地域に何が起きるのか

農家の減少は、単に農地が減るだけではありません。

● 1)耕作放棄地が増える

手入れされない農地は草木が伸び、イノシシ・シカの被害も拡大します。
地域の景観悪化 → 住環境の悪化につながります。

● 2)食料自給の低下

気候や世界情勢が不安定な時代に、
「国内で食をつくれる力」が弱まるリスクは大きいものです。

● 3)農村の人間関係・文化が消えていく

農業は作物を作るだけでなく、
地域コミュニティ・景観・行事・子どもたちの体験学習などを支えています。

農家が消えるということは
“地域の土台が消えること”
と言っても過言ではありません。


◆ だからこそ、私たちは農業に挑戦しています

やくもファームは、
建設会社・地域企業としてのノウハウを活かしながら、
「農業を持続可能な事業にする」ことを使命に取り組んでいます。

これは「儲かるから始めた農業」ではありません。
むしろ逆で、

農業をやらなければ、地域が衰退していく。
だから私たちがやるしかない。

その強い思いから始まった挑戦です。


◆ やくもファームが行っている取り組み

● 1)耕作放棄地を「地域の資源」に戻す

現在、約20ヘクタールの農地を整備し、
いちご・米・小麦などの生産に活用しています。

耕作放棄地を復活させることで

  • 土地の価値が戻る

  • 害獣被害や雑草問題が改善

  • 地域の景観が守られる

  • 地域経済・地元の雇用が生まれる

これこそ、地域企業としての役割だと考えています。


● 2)いちご・米を中心とした“地域ブランド作物”の育成

  • 神戸市北区山田町のいちご

  • 小野市での米栽培

  • 小麦やキウイなど新たな作物への挑戦

いずれも 「地域だからこそつくれる価値」 にこだわっています。

ホテル・レストラン・スポーツチームとの提携により、
地域産品の魅力をさらに広げています。


● 3)子どもたちの「農業体験」の場づくり

農業の未来は、次世代が“農に触れる機会”をどれだけ残せるか にかかっています。

  • いちご収穫体験

  • 学校・保育園への食育提供

  • 地域イベント(みんなのふるさと祭り 等)参加

  • スポーツ団体との食育連携

「農業は楽しい」「食は大事」
そう思える子どもが1人でも増えれば、日本の食の未来は大きく変わります。


● 4)“農業 × 企業力”によるビジネスモデルの構築

農業を続けるためには、「継続的に収益が生まれる仕組み」が必要です。

やくもファームでは、

  • ジャム・加工品

  • パン・スイーツ店との共同開発

  • 自動販売機による販売

  • コラボイベント

  • 新店舗・カフェ構想

など、農産物を「商品」として届ける仕組みを強化しています。


◆ 最後に

2025年の農林業センサスの数字は、
“農業は自然に続くものではない”ことを示しています。

農家が減れば、食も、景観も、文化も、地域の未来も失われる。
だからこそ私たちは“農業を続ける意味”を強く感じています。

農業は、地域を守る仕事。
そして未来をつくる仕事。

やくもファームは、
これからも地域企業として、農業の持続と地域の未来に貢献していきます。


◆この記事を読んでくださった皆さまへ

「農業を応援したい」
「耕作放棄地をどうにかしたい」
「地域を盛り上げたい」

そんな方がいましたら、ぜひ一緒に話しましょう。
地域の農を守るためには、“ひとりひとりの関心”が大きな力になります。